コモネバレー株式会社は、この度、省エネでまこん(DEMS)に関し、特許を出願しましたのでお知らせします。
電気料金高騰やCO2削減など、省エネに取り組む関係者の方々に、新技術を搭載し、より便利になったエネルギー管理システムを提供してまいります。
出願日 2022年11月17日
発明の名称 エネルギー管理システム
発明の概要(あれば便利)
- 工場等において、省エネなどエネルギー管理を行うには、エネルギーの消費状況や関連情報の取得が必須となります。
そのため、工場内に電力計、圧力計、温度計など必要な計測器を設置してデータを収集しますが、それら計測データを自動で収集できれば極めて便利ですが、実現にはアイデアが必要で、しかも配線レス(電気工事なし)となると、もうひと工夫必要になります。
各所に計測器を分散設置する場合、配線レスにより設置費用が抑えられるのは大変魅力です。この解決手段が”1番目”の権利です。
- 省エネ対策には、例えば空調であれば”設定温度を緩和する”や空調機そのものを”省エネ性能の高い機器に更新する”などの方法があります。
その際、省エネ対策を行ったら、「一体どのくらい省エネになるの?」と誰もが興味を持ちます。更新の場合は費用も高額になるためなおさらでしょう。
省エネ効果を把握するには、更新前後の消費電力を比較すれば良いわけですが、空調のように季節や室内環境などが異なる場合、単純に比較はできません。
更新前後で同一の条件下で比較すれば、その条件における効果は判明します。このような作業には表計算ソフトなどを使用するでしょうが、同じ運転条件下のデータを探す、比較するなどのマンパワーによる繰り返しの処理は煩わしいもので、簡単に更新前後の状況を直観視できるようにしたのが、”2番目”の権利です。
- 3番目は電気の保安に関する権利で、高圧受電盤盤面に付いている管理用電力計などは、計器の前で設備管理者などが目視することを前提としています。
そこで、”3番目”の権利は、管理用電力計のデータをほぼリアルタイムでWEBブラウザに表示するものです。ただし、カメラによるものではありません。