省エネに熱心な中小規模工場が「省エネでまこん」を導入し、しばらくした後の社長のつぶやきを描いてみました。参考までに導入しない工場についてもコメントしています。
ちなみに、省エネでまこんを導入すると、工場で使っている電気等の使用状況をリアルタイムにモニタ・確認することができます。
シーン(場面) | 導入した工場 | 導入しない工場 |
今の電気の使用状況(※1) |
朝一番:いつもどおり、工場は順調に稼働しているな。
夕方(翌朝):今日(昨日)も電気の使用に関して何の問題もなく良かった(※2)。 |
できない |
ピーク電力(※3) | こういう日にピークが発生するのか。 →今日は気温データから猛暑日になりそうで、しかも生産量も多いし管理強化が必要だな。社員にも協力要請し、その際、缶ジュースでも配ろう(※4)。 1年間、みんなで協力してデマンドを下げたので、今月から契約電力は下がり基本料金は下がるはずだな。 |
わからない |
電力使用量(日、月集計) |
先月は生産量が多く電力量が多かったな。果たして原単位はどうだろうか。電力量の合計は常に最新で、生産量がわかればすぐに結果がわかり、問題があれば早めに手が打て便利だ。 わが社は夏に電力量が多いな。詳しい分析をコモネバレーにたのもう(※5)。 フムフム、先般行った省エネ対策の効果は現れているようだな。 |
わからない |
気づき | 夜間の電力量は適正なのかなあ。稼働している機器と稼働が必要な機器との整合性のチェックが必要だ。 | なし |
省エネ報告 | コモネバレーからの原単位報告や省エネ対策の報告が楽しみだな(※5)。 | なし |
その他 | 今までは電気を無駄に使っていたんだなあ(反省)。今では電気代が下がり、わずかであるが経営改善に役立っている(感謝)。
自宅や外出先からでも工場の使用状況が確認できるので安心だ(※6)。 省エネでまこんは体温計や体重計のようなものだな。これらはいつも必要ではないが、健康管理や体調確認には必ず必要な計測器だ。画面データを注意してながめていると、何かの兆しが自ずと見えてくる。これが見える化だな。 データ量は多いが最適な省エネを求めるという単純モデルであるから、AI分析に向いているのではないか。今後、期待できそうな分野だな。もっと早く導入しておけばよかった。 |
できない |
※1 場所を問わず、リアルタイムにパソコンやスマホのWEB画面から確認できます。
※2 過去データもすぐに確認できます。また、過大な電力消費やデマンド警報状況などログ表示します。
※3 メールでデマンド予報を報知します。
※4 契約電力は今後の1年間に効いてきます。一般的にはピークが発生する日は夏季や冬季の数日間です。社員の協力は必須です。
※5 導入1年目は保守サービスが付いています。自社でのエネルギー管理には人材・費用面から限界があります。
※6 スマホやタブレットでも確認できます。
・個別装置の電力、流量、圧力などのデータも取り込むことができます(一部標準機能)。